今回の企画展では、木材工芸作家細田育宏(やすひろ)・染色作家細田和子(出雲市馬木町出身)夫妻の「仕事」を紹介します。
細田育宏は木材工芸作家として数多くの作品を生み出すとともに島根大学、山口大学、東京学芸大学などで多くの後進を育てました。作品には子どもの頃の思い出が込められています。
細田和子は、夫との出会いを機に作品制作を開始。蝋描きした一部を針で引っかいて図をき、その上から染料を染みこませて染色する独自の技法作品を発表。永く生命の神秘をテーマにした作品に意欲的に取り組んできました。1990年代以降は島根を追慕する作品を次々に発表しています。
また、永年子どもたちに版画教育を実践しています。
二人の作品に通ずるふるさと島根への思いが伝わる展覧会です。
2019年1月11日(金)∼2019年4月8日(月)
安来市加納美術館(島根県安来市広瀬町布部345-27)
公式 http://www.art-kano.jp/353.html
0コメント