平成30年度 米子市美術館 特別企画展 金畑 実とゆかりの作家たち
米子市出身の洋画家・金畑実[かねはた・みのる/1918-2001]の生誕100年を記念し、その代表作と、盟友・五驥会(ごきかい)の仲間・教え子たちの作品とをあわせて紹介します。
鳥取県西伯郡県村(現・米子市)に生まれた洋画家・金畑 実[かねはた・みのる/1918-2001]は、鳥取県立米子中学校(現・鳥取県立米子東高等学校)を卒業後、東京美術学校(現・東京藝術大学) 油画科へ入学し、藤島武二に師事します。しかし学徒出陣のため1942年に繰り上げ卒業し、約3年間の従軍生活を過ごしました。
終戦後に帰郷、美術教員として米子東高や米子西高で教鞭を執りながら、少女や家族などをテーマに画業を再開。一方で、戦時中の労苦をテーマにした作品群も描きました。
1971年の欧州旅行を経て、明るい空と街の風景を描きはじめた金畑はやがて、古刹の仁王像や地蔵菩薩像の表現に活路を見出し、精力的に制作に取り組みました。本展では、金畑の代表作と、盟友・五驥会(ごきかい /鳥取県西部出身洋画家グループ)の仲間・教え子たちの作品とをあわせて紹介します。
会 期 : 2019年 2月 16日(土)~ 3月 17日(日) [毎週水曜日休館]
時 間 : 10:00 ~ 18:00
会 場 : 米子市美術館(鳥取県米子市中町12番地)
主 催 : 米子市、米子市教育委員会、一般財団法人 米子市文化財団 米子市美術館
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